僕が経験した、「うつ状態になる前」から「会社を辞めるまで」の流れをまとめてみた

数年前、仕事による精神的ストレスが長い月日を経て蓄積され、”うつ状態”になり会社を退職した経験を持つブロガー、たかろー(@takaro_potter)です!

会社員時代、秋ごろにうつ状態を発症して冬に退職をせざるを得なくなった僕です。

うつの症状が顕著に現れ始めると、なかなか改善策を行おうとしても手遅れの場合が多いんです。

それなら、うつへの道を着々と進んでいるところより手前で食い止めたいですよね。

今回は、「うつ状態になる前」から「会社を辞めるまで」の僕の経験を紹介します。




うつの症状は、長い年月を経て発症した

春ごろから冬にかけてうつへの道を順調に歩んできました。
知らず知らずのうちに、自分の精神力がすり減っていたのだと思います。

慣れない環境で疲れるけど、目の前の仕事に真剣に取り組んだ、『春』

新生活で、適度な緊張の中やる気に満ち溢れる。

緊張感があって、覚えることが多かったりする。

疲労感はあるけど、「まだまだ覚えることたくさんで、きついときもあるけど頑張ろう」「教えてもらったことを早く身に付けて、もっと早くこなせるようになろう」というような気持ちが大きい。

夏。仕事にも慣れ、心の余裕がある状態で仕事をしていた、『夏』

仕事にも慣れて、心に余裕が出てくる。ジメジメした日が続き、メンタル的にきつい時が出る。

だんだん仕事の流れや環境にも慣れてくるころ。余裕が出てくる一方で、上司や先輩からの目が少し厳しくなる。

いままで見逃してくれていた失敗を見逃してくれなくなり、もっとしっかりしなきゃと精神的プレッシャーを知らぬ間にかけ始める。

責任ある仕事を任され始めて、周囲からの期待にプレッシャーを感じながらも頑張る。




何とか正常を保とうと頑張ろうとするが、うつの症状が出始めた、『秋』

だんだんとやる気を持続するのが難しくなる。

同時に、上司や先輩から「もっとやる気を出せ」などの言葉で叱られる日が多くなる。疲弊して行く。

「まだ、こんな簡単なこともできないのか」「疲れるほど仕事は渡してない」というようなことを何度も言われていました。
さらには「あいつはもう同期たちと比べられて、「もっとお前もがんばれ」というような重いプレッシャーをかけられる。

「なぜそこまで言われる必要があるのか?」「色々考えるの疲れた・・・」といった思いが芽生え始め、仕事に身が入らない状態。

冬になり、調子は絶不調。気分が上昇することはほとんどなくなった、、『冬』

やる気や元気がなくなり、精神が限界に達して、うつになる。

我慢強い人、忍耐力がある人ほどその反動が大きいです。

僕は、入社3年目でうつになりましたが、2年目の終わりごろから気分の浮き沈みが激しくなっていました。

なんとか頑張ろうとする気持ちが季節を重ねるごとに大きな負担に

作り話かと思うぐらい、春から冬に向かって綺麗に調子が落ちて行きました。

がんばれる限界、精神力や体力は人それぞれです。
長期的な無理は、必ずそのうち何かしらの症状となって体に現れてきます。

今回の記事に当てはまるような環境にいる場合は、少し自分の状況を見直してみるとよいかもしれませんね。