カメラを使いだしてから、色々モードがあるのを知ったかたも多いと思いますが、実際どういう時に使えるのか、モードの意味って何なのかよくわからないですよね。
僕も最初の頃はなんか適当に使ってたり、なんか数値が変更できたから何もわからずいじってみたり・・・
でも、このモードを使い分けることができれば、もっと写真のレパートリーが増えるんです。
たくさんのモードの中で、最適なものを選択して撮影しよう
初心者に優しいP(プログラムオート)モード
カメラ使い始めて間もないし、設定とかよくわらかないという人には、このPモードがおすすめです。
撮影の時に大事になってくるのが「シャッタースピード」「絞り(F値)」「ISO感度」です。けど、こんなの分からないですよね笑
どこでどう設定するの?めんどくさそうってなると思うので、そんな煩わしいこと考えないで撮影を楽しめるのがPモードです。
”困ったらPモード”ですね。
絞りを優先して、ボケ感だけを細かく調整できるA(Av)モード
この写真、人にピントが合っていて周りが綺麗にボケているのがわかると思います。
レンズによっても変わってくるんですが、基本的にこのボケる範囲とピントが合う範囲を調整するのがこのA(Av)モードです。
ちなみに、調整する数値はこの赤枠のところですね。Fと書いてるとこです。
この値が低くなればなるほどボケる範囲が広がって、先ほどの人の写真のようになります。(レンズによってボケみに差があります。)
高ければ高いほど、全体的にピントが合います。
動きがあるものの撮影に便利な、シャッタースピード優先S(Tv)モード
このモードは、動く被写体を撮影する時にとても役に立ちます。
動き回る人の撮影や車の中から外の撮影をした時、ブレまくった経験ないでしょうか。
これがシャッタースピードで解決できます。
カメラの画面で言ったら、この赤枠の部分ですね。1/500、1/1000と上げていけば(=シャッタースピードを早くすれば)動きが止まった状態で綺麗に写ります。
逆に、下げた方が良い時もあります。光の残像を残す写真を撮りたいときなどは、下げる方(=シャッタースピードを遅く)が良いです。
全ての数値を自分好みに自由に変更できる、上級者向けのMモード
完全マニュアルモードです。全ての数値を自分で調整しなければなりません。Pモードの反対といっても良いかもしれませんね。
正直言って、初心者やカメラをただ楽しみたい人たちにとってはあまり使う機会が少ないです。
M(マニュアルモード)で撮影をしたいと考えているかたはこちらの記事も読んでみましょう。
マニュアルモード(M)で撮影するときに知っておきたい3つの設定
まとめ
- 設定がめんどくさいなら、Pモード。
- ボケをコントロールしたいなら、A(Av)モード。
- 写すものの速さに合わせたいなら、S(Tv)モード
- 全ての数値を自分で操作したいなら、M(マニュアル)モード。
この4つを覚えておけば、カメラの撮影で困ることはないです。