子供の撮影って意外と難しいんですよね。特にはしゃいだりして動きまわっている子を撮影するのは・・・。
「子供キャンプ」という、どうやったって楽しくてはしゃぎまくる状況のなかで撮影してきた僕が、考えた子供の撮影方法を紹介します。
5年間試行錯誤しながら撮影してたどり着いた撮影
1〜4年目まではミラーレス一眼で撮り始め、今年から一眼レフカメラで撮り始めて、確かに写真の綺麗さが違うなと感じています。ただ、写真はカメラのスペックだけじゃないです。対象物に対しての撮り方など技術的な部分も少からず影響しています。
何を撮るのか、誰を撮るのかを意識してきた結果、今があると思っています。
どう写したいかアングルを考えて撮影する
大人でも子供でもそうですが、上から人を取った場合は、小さく可愛い感じに見えます。女の子やまだ小さい子供の場合に良さげですね。
下から取った場合は、勇ましく・力強い感じや臨場感が出ます。かっこよく撮りたい場合などに向いてるでしょう。
子供をどんな感じで写したいのか、を考えてカメラアングルを変えながら撮ると様々な姿が撮影できると思います。
ちなみに僕は、なるべく子供達の目線よりも高くならないように気をつけながら撮ってます。集合写真なんかは、あんまり下からのアングルだとみんな写らなくなるので上から撮ったりしてますが。
撮影例
※こちらは、社会教育団体Dreams In Clubより提供してもらった写真です。
はしゃいでいる子供を撮る場合、シャッタースピードは早めに設定
子供の動きは、早いです。
子供を撮ろうと思ってシャッターを押すけど、ブレてて全然良い写真がない、なんて経験はないでしょうか。
その対策として、走り回ったりはしゃいだりしているところを綺麗に撮ろうとするなら、「シャッタースピード」に注目して見ましょう。
ミラーレスやデジカメにもあるかと思いますが、モードを「シャッタースピード優先モード(Tv)」にしましょう。
そうすると、
赤枠で囲ったいるような数値が変更できるようになります。この赤で囲っているのがシャッタースピードの数値です。
ダイヤルなどで、この数値だけを変更できるのがTvモード。この数値を1/500とか1/1000のように上げていけば、その分シャッターを早く切れるので動いてるものもブレずに撮れます。
1/1000もあれば、ブレなく撮れるはずです。
なるべく子供との距離を近くして撮る
子供は、近くで撮ることで臨場感が出ますし、表情をより目立たせることができます。F値が低いレンズであれば、より明るく綺麗に撮ることも可能です。
レンズだけでなく、屋外の撮影に適したカメラボディももあれば、安心ですね。
あんまり遠くから撮ると、何を撮っているのかわからない写真になりがちです。近くで、会話をしながらや一緒に遊びながら撮ることで自然な表情も期待できるので距離感は大事です。
僕も、今年のキャンプの撮影では子供との距離感を近づけて撮ることを意識しながら撮影しました。「めっちゃ良い写真!」「楽しさが伝わってくる」というスタッフの声ももらえたので、効果はあると思います。